おととい、9月27日(火)、またまたガッパさんと地元の友人であるクワマンと傾山に登ってきました。傾山は祖母山と同じ山系なので前回お世話になったほしこがイン尾平に前泊。朝6時起床で7時半から登山開始です。当日の目標はフルマラソンを完走するガッパさんやトライアスロンをやってるクワマンの足手まといにならないこと。やはり、祖母山と同じ山系なだけに、登り下りのきつい事。じっとしていたら、肌寒い気温なのに、登りはじめて10分で汗だく。ちょっと休憩をとると、体が冷えてきて鼻水がでてきます。汗と鼻水、同時体験です。きつい登りを終えると、いよいよ、最大の難関、三ツ坊主です。ほとんど垂直に切り立った岩場を頼りない登山道、岩のとっかかり、岩場に取り付けてある古びたロープを使い、登って行きます。1メートルほどある岩の割れ目を越えなければならない時は、ほんと、引返そうと思いました。(割れ目の下は数十メートルの垂直な崖)しかし、二人に迷惑をかけるわけにはいかず、恐怖でおなかをキュルキュルいわせながらなんとか岩場を越えていきます。(二人にはチキン野郎と罵られ。。)三ツ坊主を越え、すこし登ると傾山山頂です。山頂からの眺め最高です。青い空と眼下のモザイク状の紅葉。(ちょっともやがかかってたのが残念。)山頂から下りに入ると紅葉の森の中を緩やかに下っていきます。この場所はいままでの登山の中で一番のお気に入りです。普段は岩場にしか興味ないガッパさんも「すごい。きれい。」を連発。クワマンはあまりの気持ちよさに走り出します。おれはというと落ち葉の上に大の字に寝てガッパさんから写真を撮ってもらいました。「なんなら脱ごうか?」と問うとさすがに即却下。しばらく、行くと九折越に到着。ここで、ちょっと遅い昼食です。ここで、小鹿が3匹出現。われわれを興味深そうに観察してます。写真を撮ろうと、だるまさんがころんだ方式で近づき何とか1枚だけ撮影。スライドショーの最後の写真の左上あたりの白いハート型は小鹿のおしりです。よく見ると小鹿とわかるかなあ?写真を撮った直後、親鹿の「キョーーーン」という鳴き声で小鹿は森の中へダッシュしていきました。その後は例によって、きつーい下りの連続です。祖母山系は登りもきついが下りもほんときつい。まあ、登った分だけ下らなきゃいけないので、当然といえば当然ですが。。。。今回の登山、標高差1200メートル。所要時間8時間。ああ、きつかった。しかし、紅葉と小鹿。よかったなあ。花札でこんな絵柄があったような。

かとう